近年、生活スタイルや食生活も変わり、歯は大きいけれどあごが小さくて親知らずが埋まってしまっている方が80％以上います。
親知らずの埋まり方には個人差があり、千差万別です。生涯炎症を起こさない場合もありますが、年齢を重ねて歯周病の進行と共に炎症を起こす場合もあります。以下に該当する方は抜歯を検討された方がよいと思われます。

1. 親知らずの周囲で炎症を起こして腫れている、痛みがある
2. 親知らずの周囲の炎症を起こしては治ってを繰り返している
3. 親知らずの周囲に食べ物が詰まる
4. 親知らずの虫歯が気になる
5. 親知らずの手前の歯（第二大臼歯）が虫歯になっている

親知らずは埋まり方によって抜歯の難易度が大きく変わります。
当院ではデンタルCTを導入しており、安心安全な抜歯を心がけています。また、抜歯は病院口腔外科で長年親知らず抜歯を担当した歯科医師が行います。
ただし、埋伏の程度や全身状態によっては歯科医師の判断で病院口腔外科を紹介する場合もあります。
気になる方は一度ご相談下さい。