~人生100年時代を自分の歯で生きるために~

◎小児歯科では虫歯、歯肉炎、口腔機能発達不全、歯並び等が治療対象となります。

お子さんの歯科治療に対する不安がなるべくなくなるように『歯科医院』という空間や診療台、診療器具に慣れてもらい、治療がスムーズにできるような支援を心掛けています。
また、第一大臼歯は6歳臼歯と言われるように6~7歳で萌出することが多いですが、その段階の口腔衛生状態が不良だと生えてくる永久歯が虫歯になる可能性が高くなります。
昨今の超高齢化社会は人ごとではなく、みなさんも6歳で生えた第一大臼歯を80年以上使っていくことになります。大切なものを失ってから後悔するのは人の常ですが、当院ではそのような状況にならないようなサポートができればと考えています。

◎乳歯は大人の歯並びを形成する上で重要な役割を担っています。

乳歯が虫歯になることで両サイドの歯が倒れ込んでしまい、永久歯(大人の歯)が生えるスペースを失ってしまいます。この失ったスペースを後から回復するには矯正治療が必要になります。つまり、虫歯を予防、治療することで今後の矯正治療を回避できる可能性があります。虫歯の予防や治療は健康保険の適応ですから負担金が少ないことが多いですが、矯正治療は自由診療ですので費用対効果としては虫歯予防、治療が優れていると言えます。
また、❶顎の大きさに対して歯が大きい❷顎の発達が過成長、もしくは劣成長がある。このような方には歯列矯正が適応になる可能性があります。一般の歯科医院でも可能な矯正治療か、矯正専門医の治療が必要かは診査診断が必要です。